中小企業の社長の嘆き。
- ルーラル社会保険労務士事務所
- 2019年6月4日
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中小企業の雇用は、日本全体の7割近くを担っています。労働市場は中小企業によって支えられているといっても過言ではありません。しかし、実際は、多くの中小企業の社長が採用、人材育成、登用に頭を悩ませまています。 社員を育てていくには、まず社員に対して、愛情や成長を願う思いが必要となってきますね。 社員との溝・・・社長の社員へのコミュニケーションの取り方が一方的な場合が多くみられます。社員から仕事の話をされても一方的にまくし立てて、挙句「自分で考えろ!」と捨てセリフを吐くなどしていては、社員との距離感がどんどん離れてしまいます。 10人いれば10人の考え方や価値観があります。企業としてまとまって同じ方向に走っていかなければ、結果は出せません。考え方や価値観を同じ方向に向かわせなければなりません。 仕事中だけの付き合いではなく、仕事外でも食事や飲み会など親睦をもつことが、価値観を揃える方法としてひとつではないかと。価値観や考え方が揃えば仕事は順調に進み、結果として業績も向上します。経営者と同じ目線で考えて、ともにリスクを負ってくれる社員がいる、こんなに心強いことはありませんね。 そのため中小企業の人材採用は、能力よりも人間性を最重視することが大切なのです。経営者と人間性が合う人は、経営者にとって育てやすい人材なのです。能力がある人を採用しても経営者と人間性が合わないならば、その人は期待する以上に育たない場合が多く戦力としては経営者にとっては魅力ある共に戦ってくれる戦友にはならないのではないのでしょうか。
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