ジメジメとムシムシ 夏の足音が聞こえます。
- ルーラル社会保険労務士事務所
- 2019年6月29日
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厚生労働省から、平成30年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)が公表されました。
平成30年における職場での熱中症による死亡者数は28人と、平成29年と比べて2倍となりました。死傷者数(死亡者数と休業4日以上の業務上疾病者数を加えた数)は、1,178人と前年の2倍を超えました。熱中症による年間の死傷者数は、近年400~500人台でしたが、1,000人を超えたのは、過去10年間で最多となっています。
死亡者数を業種別にみると、建設業が10人と前年同様最も多いのですが、前年死亡者のいなかった製造業で5人、運送業で4人発生しています。特に屋内作業での増加が目立っています。死傷者数では、警備業が前年のほぼ3倍、製造業、運送業が前年のほぼ2倍となっています。
今年も異常高温が予想されるだけに、熱中症による労災保険(労働保険)の給付申請増加が懸念されます。
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